有限会社丸徳開発

漫画特集

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求職者「つかれたぁ〜!残業のせいで帰るのが12時とかどれだけブラック企業なんだよ!朝起きるの4時半だぞ!?」
求職者「ほとんど毎日残業じゃんか…。休日返上なんて当たり前だし!」
求職者「こんなんじゃ生活も全然安定しない…。もう駄目だ。辞める!あんな会社辞めてやるううう!!」

友人「谷垣!?おまっ…だいぶやつれてねぇか!?大丈夫かよ?」
求職者「大丈夫じゃない…」
友人「ちょ...! 何があったんだ?久々に会ったって言うのにひどい顔してるぞ!?」


求職者「実は仕事がハードすぎて…今日3週間ぶりの休みなんだ…」
友人「ハァ!?3週間!?お前そんなブラックで働いていたのか?」

 

求職者「はは…まぁ…。なぁ城田、実は今日飯に誘ったのは転職のことで相談したかったからなんだ」
求職者「頼む…職人でいいからどこかいい会社知らないか?」


友人「転職したいってことか?」
求職者「あぁ」
友人「それなら俺の知り合いが働いているところ紹介しようか?」


求職者「本当か!?」
友人「おう。休みも取りやすいし、残業もあんまりないし、仕事量も安定しているから、今の会社にいるくらいなら一回相談してみたらどうだ?」
友人「ちょうど今忙しいらしくて人手が足りなくて、仕事募集してるみたいだぞ?」
求職者「マジ!?グッドタイミングじゃん!!早速家帰ったら面接してみる!!」


求職者「へぇ…基礎工事をやっている会社か!現場で結構見てきたけど…面白そうだな。ユンボの免許も持っているし、保険とかもちゃんとしてるし、未経験者でも歓迎って書いてあるし…」
求職者「よし!とりあえず応募だ!」
 


知念「有限会社丸徳開発の知念です。」
求職者「た、谷垣です!よろしくお願いします!」
知念「早速だけどいくつか聞きたいことがあるんだけど大丈夫?」
求職者「はい!」
知念「谷垣君が前の会社を辞めた理由を教えてもらえる?」
求職者「はい…前の会社はとにかく残業が多かったんです。家に帰るのもほぼ毎日12時を過ぎてしまって…」
知念「なるほど…」


知念「転職の理由もそういう仕事環境から抜け出したかったっていうことかな?」
求職者「そんな感じです…。友人にこの会社のことを紹介して貰ったんです。重機の免許も持っていますし、前の会社の現場で基礎工事は何度も見ていたので、気になって応募しました」
知念「わかった。重機の免許を持っているのは心強いね。君さえよければ是非うちで一緒に働いてくれたら嬉しい」


求職者「是非!よろしくお願いします!!」


先輩「まずは、あそこの墨が出ているところまで掘っていく。免許は持っているそうだが、最初は俺がやるから、谷垣君は立入禁止の区画整理と誘導を頼む」
求職者「はい、わかりました!」


先輩「今日はこれで終わりだから、掘ったところの周りを区画整理して片付けを頼む」
求職者「了解しました!」


求職者「この設計図のレベル間違ってるな…。出された墨と設計図の墨も違うし」
後輩「谷垣さん!次は何をしたらいいですか?」
求職者「おう。じゃあ基礎のこと説明するからこっちに来てくれるか?」
後輩「はい!」


求職者「ふう〜…この会社に入って早くも5年かぁ…。職場環境も良くて、ちゃんとしているところだから続けられて、今では責任者の立場も任せて貰っている」
求職者「こんな俺を雇ってくれた社長に感謝して…もっともっと会社に貢献しないとな!」
求職者「明日も仕事頑張るぞおお!!」

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